伝統的ワイン

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最新技術を用いて補強した伝統的なシステムを使って造ります。ヤングワインと熟成ワインとの距離感やバランスをうまくとっています。

 

白ワイン

ヤングワインと伝統的ワインの白は、魚介類の料理やフレッシュチーズと合せるのがお勧めです。

ヤングワイン:飲みごろ温度:5~7°C

伝統的ワイン:飲みごろ温度:6~8°C

 

ブドウ品種

アイレン  淡い黄色のワインで微かに緑がかった反射があり、年を重ねるとレモンイエローへと変化します。第一アロマはフルーティで上品かつフレッシュな香りです。味わいは軽く、つい、もう一口飲みたくなるワインです。

マカベオ(ビウラ)マカベオ(ビウラ)のワインは、心地よく輝く黄色の色調を示します。第一アロマは複雑でフルーティな香りです。口に含むとおいしくフレッシュで適度な酸があり素晴らしい印象を残します。“スパークリングワイン”や“クリアンサ”用に優れています。

シャルドネ淡い黄色のワインで年を重ねると色が濃くなり、パイナップル、バナナ、メロンなど独特のトロピカルフルーツの第1アロマがあります。樽発酵に非常に適しています。高いアロマのポテンシャルを持ち、しっかりしたボディとストラクチャのあるワインができ、長期熟成に向いています。

ソーヴィニョン・ブランアロマのポテンシャルが高いことで知られる品種で、アイレンやマカベオといった他の品種との“クパージュ”に非常に向いています。酸が強く、摘みたてのハーブやスグリの葉の風味があります。美しい黄色がかった麦わら色のヤングワインに多く使われます。

 

ロゼワイン

白ワイン同様、魚介類の料理やフレッシュチーズと合せるのがお勧めです。

ヤングワイン:飲みごろ温度:5~7°C

伝統的ワイン:飲みごろ温度:6~8°C

 

ブドウ品種:

センシベル(テンプラニーリョ): センシベル(テンプラニーリョ)のロゼは、輝くチェリーピンク色のワインで、特に外観が魅力的です。この品種のアロマはドライ・プラムや甘草を思わせる香りです。口当たりがソフトで適度なボディがあり豊かさとフレッシュさのバランスがとれたワインです。

ガルナチャ:このワインは技術化された製造工程の賜物で、見事なほどきれいで輝きと澄んだルビー色のニュアンスをまとった輝くストロベリーピンクのワインができます。

この品種のアロマは野生の果実を思わせる香りです。口当たりがソフトでおいしくバランスの良いワインです。

ラ・マンチャのロゼワインは、ほとんどがこの品種で作られます。

 

赤ワイン

赤のヤングワインは魚や肉料理と合い、一方、伝統的ワインの赤は、肉料理はもちろん、ソースの利いた魚料理やチーズと共にサーブしても良く合います。

飲みごろ温度:10~12°C

 

ブドウ品種:

センシベル(テンプラニーリョ):チェリーのようなルビーの色調を持つワインです。この品種のアロマはドライ・プラムや甘草を思わせる香りです。口当たりは申し分なく、ストラクチャーがあり、この品種特有の独特な後味が残ります。

カベルネ・ソーヴィニヨン:ラズベリーのようなルビーの美しい色調のワインで、花の香りに豊富な素晴らしいニュアンスを伴うアロマがあります。味わいはエレガントですが、味覚に慣れていないと収斂味を感じます。

ガルナチャ:センシベル(テンプラニーリョ)やモラビアといった他の品種とのブレンドに非常に適したワインです。単一品種ワインとして作ると芳香高く、しっかりとしたボディがあり、まろやかさとストラクチャのある酸の少ないワインになり、他の品種とクパージュするとワインメーカーが望んだブーケがもたらされます。

メルロー:メルロー品種のワインは、若いうちはラズベリーのような紫のエレガントで輝きのある美しい色調を示します。アロマはアーモンドを思わせる香りで、味わいはスッキリとして個性的で非常にコンパクトです。カベルネ・ソーヴィニヨンやセンシベル(テンプラニーリョ)とのクパージュによく合い、全体として高い柔軟性と軽快さを与えます。

モラビア:他の品種、とりわけガルナチャとのクパージュに適したワインです。非常に芳香高く、酸が強く、紫がかった色調で、品種の特徴が際立っています。味わいは申し分なくストラクチャがしっかりしています。