お知らせ

D.O.ラ・マンチャの2014年は史上稀にみる高い品質の収穫年

3 October, 2014

高品質のブドウが収穫された収穫年。そのワインに寄せられる業界からの期待の声 ワイン製造業者やエキスパートが収穫時に予想していたとおり、数か月を経たブドウは質の高いワインとなってグラスに注がれました。ワイナリーで働く技術責任者や醸造担当者自身が2014年の収穫期に公言していたことが夢から現実になったことに加え、D.O.ラ・マンチャワイ原産地呼称統制委員会会長のグレゴリオ・マルティン・サルコ氏はマドリッドでのヤングワインのプレゼンテーションで述べたとおり2014年は「品質の高さで後世の記憶に残る収穫年」になるでしょう。 こうした2014年の収穫におけるブドウは質が高く、ラ・マンチャ原産地呼称統制委員会のインタープロフェッショナル連合が調査した技術責任者や醸造担当者の間では、ワイナリーに搬入されたブドウの質が並外れてよいということで意見が一致しました。ブドウの樹がいっさい病気にかからず、収穫前の時期には昼夜の気温差がたいへん大きかったことから果実は完全に熟すことができました。こうした気候条件は、高度600メートルというイベリア半島内陸の中央平原に位置するラ・マンチャ地方のブドウ畑特有のもので、冬に厳しい寒さが、夏には酷暑が訪れることからここには果樹の病気を避けながらブドウが完全に熟すのに適した環境がととのっているのです また、今年の夏は水不足だったものの、灌漑地のほか非灌漑農地においてもブドウの樹には果実が成長するために必要な水分をためておく保水機能が十分に備わっていました。そのため、白ワイン用のアイレン種は11.5ボーメ、赤ワイン用のテンプラニーリョ種等では13ボーメを上回るなど理想的な数値に達しました。 白ワイン用のアイレン種や赤ワイン用のテンプラニーリョ種(スペインを代表する品種)等の従来品種はクパージュを施すことによりさらに豊かになりました。数十年前から白ワイン用のソーヴィニョン・ブラン、マカベオ、シャルドネ、ベルデホ、さらには赤ワイン用のシラー、カベルネ・ソーヴィニョン、メルローといった新しい品種の栽培が行われていますが、いずれもラ・マンチャの土壌にみごとに適応しています。その結果、フレッシュさとともにフルーティな若々しさをもつワインを求める現在の市場に応える、力強いアロマのヌーヴォー・ワインがつくりだされた。 世界最大のブドウ栽培面積と260社を数えるワイナリーの存在で知られ、文学作品「ドン・キホーテ」にも描かれている伝統的なブドウ栽培文化が数百年にわたり受け継がれているD.O.ラ・マンチャでは、国内市場および海外市場が求める質の高さに応えながら生産ペースを引き上げることにも成功しました。そして伝統的な方法により、クリアンサやデザートワインはもちろん、スパークリングワイン等が生産されています。