fbpx
統制委員会がアルカサル・デ・サン・フアン本部にて第32回 ボトルワインのクオリティ賞を授与 統制委員会本部で開催された第32回受賞式の間、何にも増して繰り返された 言葉は「クオリティ」でした。 ワイナリーにとって至上の励みや刺激となる各種の賞は、より高い市場価値を 獲得し、ワイングラスでの最終品質を通じて消費者の信頼を得ることを目的と しています。 統制委員会会長のカルロス・ダビ・ボニーリャ独自の言葉で強調されたよう に、「受賞ワインの30本の評価得点が90点以上という、類まれな結果となり ました。」これはアルカサル・デ・サン・フアン市長兼Acevin会長が述べた通 り、「皆様の取り組みが実り、現実が正しい道を歩んでいる」と言えるでしょ う。 カスティーリャ・ラ・マンチャ州農畜産局局長クルス・ポンセは、「このよう なコンクールの開催は、ワイナリー自体にとってのクオリティの追求に繋がる ものです。」と述べました。 今回の賞では特に、大多数が2018年に生産されたワインのクオリティ向上が 認められました。当該年は、収穫時に絶妙な酸味が育まれた良好なコンディ ション、さらに、白ワイン用ブドウの場合は、ゆっくりと段階的に収穫された ことが特徴です。 今回のコンクールの各段階でテイスティング評価の対象となった400本のワイ ン中、215本のサンプルが80点以上を獲得しました。最終審査まで残った111 本のサンプルの内訳は次の通りです。白ワイン(スパークリングワインを含 む)50本、ロゼ7本、若い赤ワインまたは伝統的赤ワイン25本、樽熟成を経 たワイン(クリアンサ、レセルバなど)29本。 合計で金賞25本、銀賞27本、銅賞12本が授与されました。受賞ワインの中 で特筆するものに、金賞を受賞したボデガス・レスエロ醸造のアイレンの白ワ イン Galán de Membrilla(ガラン・デ・メンブリーリャ)とボデガス・カンポス・ レアレス醸造によるテンプラニーリョの若い赤ワインCanforrales(カンフォラ レス) が挙げられます。 樽熟成を経たワインの中では、いずれも金賞を受賞したボデガス・アルマサ ラ・ビルヘン・デ・ラス・ビニャス醸造のクリアンサ「Gran Tomillar Tempranillo 2015(グラン・トミリャル・テンプラニーリョ 2015)」と、パゴ・ デ・ハラバ醸造のレセルバ、「Azagador Tempranillo – Cabernet Sauvignon – Merlot 2014(アサガドル・テンプラニーリョーカベルネ・ソーヴィニョンーメ ルロ)が傑出しています。 受賞式の進行役を務めたのは、TVE24時間チャンネルのラ・マンチャ出身の キャスター、ペドロ・カレーニョでした。
原産地呼称統制委員会は、テイスティングパネルで分析されたワインのクオリティの高さを確認した上、この格付けを付与 原産地呼称ラ・マンチャを構成する4県(アルバセテ県、シウダ・レアル県、クエンカ県、トレド県)のトップクラスの生産量を誇るワイナリーからサンプルを採集し、特に、白ブドウ品種アイレンや赤ブドウ品種テンプラニーリョなど、地場品種で醸造したワインを審査しました。 テイスターによる採点に従い、統制委員会の専門家らは2016年ヴィンテージを「大変良い」と格付けすることに決定。今回の審査では、2016年に醸造されたワインの非常に高いクオリティを反映し、評価された一定の割合のワインについて「大多数が点数評価で80点を上回った」という結果となっています。 ワインは、国際コンクールの規則を定めるOIV(国際ブドウ・ワイン機構)が発行するテイスティングノートの指示に従って評価されました。また、テイスティングパネルでは、ソムリエやワイン醸造部門のプロだけでなく最終消費者の観点など、多様な意見が考慮されています。 去る6月8日、統制委員会本部で開かれた総会でこの格付けが承認されましたが、この会議にて得られた結論の中で、気候的諸要因が一時的に昨年の収穫に影響を及ぼしたことが指摘されました。昨夏、8月下旬から9月初旬にかけて暑さが厳しかった間、ブドウの成熟に影響が出た可能性がありましたが、ワイン醸造所に搬入された果実の品質は、最適な衛生状態で、劣化は見られませんでした。これはラ・マンチャ地方のブドウ栽培によく見られる傾向で、この地方では年間日照時間が非常に長いため、害虫や菌性の病気が発生しにくくなっています。 この10年のDOラ・マンチャワインのクオリティの飛躍的な向上。その背景には、最先端技術への投資とワイン醸造所で働く技術者の高度なプロ化と併せ、栽培されているブドウの品質に対するブドウ農家の意識の高まりがあります。
統制委員会主催によるラ・マンチャワイン販売促進の日本ツアーに13軒のワイナリーが参加、大成功のうちに幕を閉じました。 「ラ・マンチャワインは、そのボディとアロマが日本人にとって魅力的ですね。」「果実のかすかな香りと活き活きした色合いが、日本で人気を呼ぶ可能性があります。」そんな言葉が交わされたのは、原産地呼称ラ・マンチャが極東日本で主催したプレゼンテーションの場でした。いずれも、テイスティングや数々のショールームでワイン業界の専門家たちから受けた最初の評価の一部です。 4月8日、福岡でスタートしたほぼ一週間の日本ツアーは、大阪を経て4月12日、首都の東京でピリオドを打ちました。 統制委員会は、日本のワイン業界の輸入業者や専門家たちの影響がより顕著な大阪と東京で、特にポジティブな手ごたえを感じました。   ドン・キホーテを称賛する文化でのイメージ促進 ドン・キホーテの国、スペイン由来の文化や伝統への理解ある日出る国、日本で合計3都市を訪問。原産地呼称ラ・マンチャのワインが身近に感じられる理由には、郷士ドン・キホーテのシルエットがシンボルのロゴが貢献しているようです。 スペイン各都市の常連である日本人観光客は、マドリードやトレドに近いラ・マンチャ地方にも親しみがあり、カンポ・デ・クリプターナ、コンスエグラ、プエルト・ラピセ、エル・トボソなどのセルバンテスゆかりの土地も優先的に訪れています。   今回は、魚料理をベースにした和食に合わせやすい白ワインのみならず、原産地呼称ラ・マンチャのブドウ畑の代表的品種、テンプラニーリョを中心とする赤ワインにも日本人の関心が寄せられました。 桜咲き誇る日本に訪れた世界最大規模のブドウ畑 ラ・マンチャワインが既に広く知られている日本(過去のFOODEXに参加したため)は、1,237,160本(750ml)という消費量でラ・マンチャワインの消費国世界ランキング第7位を占めています。しかしながら、統制委員会が日本に特化した販売促進ツアーを実施したのはこれが初めてでした。 さらに今回のラ・マンチャワインの到着は、日本の文化を象徴する一大イベントといえる桜の花の満開時と一致。日本市場における成長の可能性と市場への大規模な浸透を示しているかのような、重要な出来事となりました。 原産地呼称ラ・マンチャは、メキシコ、中国、スイスというEU圏外の重要市場3か国を訪問し、パリでEU圏内用消費の重要なフェアに、さらにデュッセルドルフ(ドイツ)のProWeinに参加した後、今回の日本訪問で2019年第1四半期の海外用販売促進活動を終了しました。   La llegada de los vinos de La Mancha ha sido además en plena floración del cerezo (sakura), todo un acontecimiento cultural en Japón. Un hecho significativo que reseña las posibilidades de crecimiento y mayor penetración en el mercado japonés 日本における原産地呼称ラ・マンチャのワイン販売実績の進展 年 750mlのボトル数 2013 730,128 2014 817,584 2015 924,612 2016 1,090,452 2017 1,420,332 2018 1,237,160   この度の春の販売促進日本ツアーに参加したワイナリーは以下の通りです。 ...
日本は、今年2018年に原産地呼称統制委員会にとって初めてのEU圏外の出展を紹介。   3月6日から9日、日本における食品業界最大級の展示会FOODEX JAPANに原産地呼称ラ・マンチャのワインがお目見えします。幕張メッセで開催される“日出る国”の食品・飲料業界にとって注目のこの展示会。出展予定3,350社(スペインから140社)、予定来場者数85,000名、11ホールの展示会場、そのうち6ホールは海外からの出展者用ゾーンというデータから、関心の高さは明らかです。 原産地呼統制委員会はスペインパビリオン内に出展し、商談スペースやワイン18種の試飲コーナーを設けた独自のブースを設置。   また、業界関係者向けに新たなワインを紹介する特別セミナーも開催いたします。聴講者は、白ワイン用アイレン種や赤ワイン用テンプラニーリョ種など、ラ・マンチャ地方を代表する特産品種について特に反響の高いワイン産地としてのラ・マンチャの魅力を知ることができます。 FOODEX JAPAN―かの不朽の名作により文学とのつながりが特に高く評価されるアジア文化圏にてD.O.ラ・マンチャのワインが明確に紹介されるのは今回が二回目です。そのボトルにドン・キホーテのお馴染みのシルエットが表示されるワインは、この郷士の騎士がアジアの消費者に対する最高のワインアンバサダーであることに気づいています。   加えて、欧州連合と日本との経済連携協定が最終的に発効されれば、今後数年で市場としての可能性が高まるとみられ、ラ・マンチャ地方のワイナリーにとって極東地域でのビジネスの関心は2倍になっています。   ここ数年のデータによると、日本はD.O.ラ・マンチャワインにとって5番目の貿易相手国ですが、アジア地域では2番目、またこれを上回るのは中国だけとなっています。   原産地呼称統制員会に同行しFOODEXに今回新たに出展するワイナリーは、以下の通りです。   Bodegas Yuntero             ボデガス ユンテロ Virgen de las Viñas         ビルヘン デ ラス ビニャス Allozo Centro Españolas               アジョソ セントロ エスパニョール Bodegas San Antonio Abad         ボデガス サン アントニオ アバッド Bogarve 1915     ボガルベ 1915 Dominio de Punctum     ドミニオ デ プンクトゥム Bodegas Exotic Winds   ボデガス エキゾティック ウインズ Bodegas La Remediadora            ボデガス ラ レメディアドーラ Bodegas El Progreso     ...
上半期のデータでは、2019年は前年の同じ時期と比べて、17.1%の増加が見られます。 統制委員会は上半期の初頭のデータで、D.O.ラ・マンチャのワイナリーが製造した品質 ラベル付きのボトルワインが、36,467,894本から 42.728.705 本に著しく増えたことを確 認しました。 2019年の6月までにラ・マンチャのワイナリーは6,260,811本以上を製造し、去年と比 べて 17,1 % 増加しました。 月別に見ると、1月(9,767,703本)と特に4月(6,675,200本)のD.O.ラ・マンチャの生産量は、前年の同じ時期と比べると、著しい増加が見られます。 初頭のデータを見て、下半期締めを待つ統制委員会は、2017年に達成した87,238,193本 という歴史的記録を上回るか、それに達すると慎重に楽観視しています。 そのため、クリスマスシーズンの数週間での一層力の入った販売促進とワインの消費量が 毎年影響する一年の最後の数か月の市場の成長を注視する必要があります。また、今年は 現時点で見込まれている収穫量の減少にも左右されるため、市場に出る製品の中で若いワインと伝統的ワインが最も多いD.O.ラ・マンチャには特に大きな影響があります。 一方で、ワイン業界の国際市場の成り行きも当然のこと影響しますが、ワイナリーに届き始めているブドウの質の良さが、市場に出るワインの価格上昇の要因になっています。
原産地呼称統制委員会は年度末総会を開催。その中で、2020年、海外での販売促進を強化する確固とした抱負を表明。 ラ・マンチャ原産地呼称統制委員会インタープロフェッショナル協会は年度末総会を開催、終わりを迎える一年の決算を行いましたが、いずれも、この卓越した品質に支えられ、ワインの流通量は増加するとの見込みを示しており、成長率は15%を超える見通し。 クオリティの道を進むワイン 優れた品質とラ・マンチャのワインの品質管理に対する確かな信頼。それは、スペインでも大規模な海外進出を果たしているワイン原産地の一つであり、生産量とそのワインの多様性からより大きな成長の可能性を秘めていることがほぼ確実である、ラ・マンチャの優先事項の一つです。 2020年の海外進出 DOラ・マンチャの品質保証ラベルが貼付されたワインは、すでに世界90カ国近くでお求めいただけます。そのため総会では、海外進出に対するこの原産地呼称への期待も重ねて強調されました。 ラ・マンチャのワインは ワイン・パリ 、その後デュッセルドルフ(ドイツ)の プロワイン 2020 への出展に向けた準備を進める予定。ヨーロッパ本土で開催される国際的に重要な2つの見本市で、ラ・マンチャ原産地呼称統制委員会は、すでに常連の出展者となっています。 アジアとDOラ・マンチャのワイン   アジアは、国外の消費者を対象としたドン・キホーテのワインというイメージの強化を図るための優先目標の一つです。万里の長城の国・中国の成都を訪れた後、今春末、香港の ヴィネクスポ は、東南アジアのこの地域をDOラ・マンチャ・ワインの輸出の礎として位置付けるための鍵を握る、もう一つの“賭け”となります。 他にも、ブドウの収穫時期には、中国のバイヤーとの投資ミッションを企画する予定ですが、最も注目される主なニュースの一つは、間違いなく、中国、日本、韓国、シンガポール、台湾をはじめとするアジア諸国での有機ワインの普及キャンペーンでしょう。3年間(2020~2022年)で25万ユーロの予算が組まれたこのキャンペーン。基本的に、中国やシンガポール、日本といった国で専門家を対象としたセミナーを実施する予定です。 スペイン国内でワイン文化を推進 来年に向けて、ここ数年順調に行ってきた取り組みを繰り返す他、より多くのアドバイザーや消費者へのワイン研修、またDOラ・マンチャのワインをフェスティバルやコンサートで紹介する試みに力を入れることが求められています。 ワインの伝統を取り戻す 間違いなく、その目的は、世界の主要ワイン生産国の一つに数えられるスペインで、フランスやイタリアで起きているように、その生産量と伝統に応じてワインが消費されるようになること。 これを達成するため、原産地呼称統制委員会により、社会・経済・環境の面からラ・マンチャのような地方でブドウ園を導入することの意味、ワインがもたらす重要性を強調することが要求されます。  
高品質のブドウが収穫された収穫年。そのワインに寄せられる業界からの期待の声 ワイン製造業者やエキスパートが収穫時に予想していたとおり、数か月を経たブドウは質の高いワインとなってグラスに注がれました。ワイナリーで働く技術責任者や醸造担当者自身が2014年の収穫期に公言していたことが夢から現実になったことに加え、D.O.ラ・マンチャワイ原産地呼称統制委員会会長のグレゴリオ・マルティン・サルコ氏はマドリッドでのヤングワインのプレゼンテーションで述べたとおり2014年は「品質の高さで後世の記憶に残る収穫年」になるでしょう。 こうした2014年の収穫におけるブドウは質が高く、ラ・マンチャ原産地呼称統制委員会のインタープロフェッショナル連合が調査した技術責任者や醸造担当者の間では、ワイナリーに搬入されたブドウの質が並外れてよいということで意見が一致しました。ブドウの樹がいっさい病気にかからず、収穫前の時期には昼夜の気温差がたいへん大きかったことから果実は完全に熟すことができました。こうした気候条件は、高度600メートルというイベリア半島内陸の中央平原に位置するラ・マンチャ地方のブドウ畑特有のもので、冬に厳しい寒さが、夏には酷暑が訪れることからここには果樹の病気を避けながらブドウが完全に熟すのに適した環境がととのっているのです また、今年の夏は水不足だったものの、灌漑地のほか非灌漑農地においてもブドウの樹には果実が成長するために必要な水分をためておく保水機能が十分に備わっていました。そのため、白ワイン用のアイレン種は11.5ボーメ、赤ワイン用のテンプラニーリョ種等では13ボーメを上回るなど理想的な数値に達しました。 白ワイン用のアイレン種や赤ワイン用のテンプラニーリョ種(スペインを代表する品種)等の従来品種はクパージュを施すことによりさらに豊かになりました。数十年前から白ワイン用のソーヴィニョン・ブラン、マカベオ、シャルドネ、ベルデホ、さらには赤ワイン用のシラー、カベルネ・ソーヴィニョン、メルローといった新しい品種の栽培が行われていますが、いずれもラ・マンチャの土壌にみごとに適応しています。その結果、フレッシュさとともにフルーティな若々しさをもつワインを求める現在の市場に応える、力強いアロマのヌーヴォー・ワインがつくりだされた。 世界最大のブドウ栽培面積と260社を数えるワイナリーの存在で知られ、文学作品「ドン・キホーテ」にも描かれている伝統的なブドウ栽培文化が数百年にわたり受け継がれているD.O.ラ・マンチャでは、国内市場および海外市場が求める質の高さに応えながら生産ペースを引き上げることにも成功しました。そして伝統的な方法により、クリアンサやデザートワインはもちろん、スパークリングワイン等が生産されています。
原産地呼称統制委員会の審査に従い、D.O.ラ・マンチャ同業組合総会は、ブドウの収穫中、収穫量の減少が際立ったヴィンテージを「秀逸」と認定。 バルクワインのサンプル50種、各種カテゴリーの瓶詰めワインのサンプル308種(白ワイン187、ロゼ34、赤87)に対する評価が行われ、統制委員会専門委員会により提出されたデータを審査した上、2017年に醸造されたワインは「秀逸」という最高の格付けを獲得しました。先日2月26日月曜日にアルカサール・デ・サン・フアンにある本部で開かれた総会で、原産地呼称ラ・マンチャの格付けをこのように決定しました。 バルクワインについては、品質委員会の指示および生産規定により、アルバセテ、シウダー・レアル、クエンカ、トレドの4県にある醸造所でサンプルをランダムに採取。専門家審査団により様々なテイスティングが行われ、OIV(国際ブドウ・ワイン機構)が認定するテイスティングノートで用いられる採点基準に従い、テイスティングされた各種ワインについて「秀逸」な品質であると認められました。 また、瓶詰めワインに関して言うと、現時点で308種のワインが評価され、217種、つまり70%以上のワインが80点を上回るという結果となっています。70%というのは桁外れに高い数字で、記録が残されて以来、最も高い率を示しています。そのため、2017年ヴィンテージのワインは、その素晴らしいクオリティにより記憶に残るといっても過言ではありません。 ワインのタイプ別では、80点以上という評価を得た瓶詰め白ワインの割合は64%、ロゼワインについては67%近くに上ります。しかし、最も高い平均点を獲得したのは赤ワインで、試飲された瓶詰めワインのサンプルのうち85%が80点以上と評価され、まさに歴史的なデータを示しています。 結論として、原産地呼称ラ・マンチャのワインは、非常に豊かな色合いで、ワインの若さをそのまま示すアロマと定評のあるフルーティな表情を維持していることが実証されたことになります。これについて、カルロス・ダビ・ボニーリャ会長自身は次のように語っています。「素晴らしい品質を誇る収穫だったと断言できる高得点」
気候変動の脅威に対して、ブドウは、ラ・マンチャ地方の生態系にとって、環境の存続の決め手となる農作物の一つです。 ブドウ園、スペインに広がるブドウ栽培 カスティーリャ・ラ・マンチャは、スペインのブドウ園の半分近い作付面積を誇りますが(スペイン全国約96万ヘクタールのうち、2018年は合計約44万4000ヘクタール)、特に生産地域はラ・マンチャに集中し、作付面積は30万ヘクタールに上っています(約15万5000エくタールが原産地呼称に認定) 辺り一帯が四季折々の色彩に染まるブドウ園は、酸素を供給する緑地帯…まさにラ・マンチャの「肺」である緑の海原、褐色の大地を形成。その名前は「水のない土地」を意味するアラビア語「マンシャ または アル・マンシャ」が起源とされています。 ブドウ園の重要性 ブドウ園は、この地方の砂漠化を回避し、地域を守り保護する基本的な役割を果たす、ラ・マンチャの環境のための基本的支えとなっています。 さらに、ブドウ園は、その他の植物や動物の種にとって生息地をつなぐものとして促進されている、“傘”で完全に守られるその他要因であるだけでなく、土壌の有機物を増やすのにも(ブドウの蔓の細切れや落ち葉)一部貢献しています。 ラ・マンチャのように、年間降水量が300~400mmの間で変動するステップ気候の地域では、水のレベルから見て、ブドウの木は数少ない持続可能な選択肢の一つとなっています。 また、地中海性とはいえ、海から遠く離れているため大陸性気候を強く示す、イベリア半島に広がる準高原内陸部の冬の厳酷な気温と夏の高温に耐えることができる植物でもあります 原材料、そして植物も含めた完全な利用 天然醸造の過程で得られるワイン。このワイン醸造業では、ブドウの収益性の向上を図る最適化モデルと併せ、ブドウの木とその果実が頼りです。 ラ・マンチャは、高い生産能力から、ワインのラインナップに従った市場の需要により、様々なクライアントや消費者にワインを供給することができます。 抑えられた利益、低めの平均生産量、品質志向と共に、原産地呼称の一つであること、このラベルの保護を受けたワインの生産は、消費者に対し、品質保証ラベルのように差別化された品質を支持するプラスの要素をもたらしています。 歴史的・文化的アイデンティティ オリーブや穀物といった地中海の本質といえるその他作物の栽培と並んで、ブドウ園の存在は、これが形成する農業システムに文化的特性を与えるだけではありません。数世紀にわたり、何世代もかけて出来上がったのどかな風景に、歴史的アイデンティティの証として遺産的・歴史的価値も加えています。 過疎化に立ち向かうブドウの木 この観点から、ワイン醸造の長い伝統がある地域――本質的にこれに該当する、ラ・マンチャのように――におけるブドウ園の社会的および人口統計上の重要性を理解することができます。ここでは、ブドウの木はスペイン内陸部がさらされる過疎化という常に存在する真の脅威に対し、住民をその町に定着させるのに貢献しています。 ブドウの栽培は、雇用キャンペーンに強い季節性が見られるその他の作物の栽培とは異なり、年間を通じて継続的な労働需要が必要となるため(例えば、冬期の剪定作業)、カスティーリャ・ラ・マンチャのような地方では大きな雇用創出の場です。 唯一、この理由からのみ、最大級のブドウ作付面積を誇る原産地呼称ラ・マンチャを構成する4県の市町村が、いかにして、いずれも平行して1万人を超える人口を擁しているのかが理解できます。 農村への持続可能な投資 気候変動の喫緊の課題に直面し、投資に関する新たな経済モデルへの方向転換が要求される中、ワイン醸造業も適応が迫られています。 一方、農村環境の役割は、中・長期的に、中核都市や大都市の代わりとして将来の鍵を握っているかもしれません。スペイン経済で非常に重要である観光部門にとって新たなニッチ市場を開拓し、またラ・マンチャ地方では、地元産ワインの客観的評価の実施に貢献する他、重要な雇用創出にもなり得ます。 そのため、原産地呼称統制委員会から、観光商品である「スペインのワインルート」内に統合される「ラ・マンチャ・ワインルート」の推進が期待されています。
2018年度は、数量的には17.7%の総体的減少を招いたものの、総取引金額は拡大 71,795,566本 (750 ml)のボトルに瓶詰めされた53,860,475リットルのワイン。これが、2018年度 に記録された原産地呼称ラ・マンチャのボトルワインの総取引量です。一見すると、87,238,193 本を達成した前年の2017年比17.70 %(750mlボトル15,442,627本減)の減少が明らかに反映され ています。 しかしながら、2019年1月、ここ数カ月続いていた傾向に変化が生じ、わずか1カ月間に 約400万本という驚異的な成長を果たしました。6,178,400本を販売した2018年1月に比べ、 今年1月は10,103,700本を販売。これは1月の販売数としては史上最高であり、63.5 %の増加を 意味しています。 つまり、次に挙げるさまざまな要因による、極めて異例な事態と言えるでしょう。 まず、2018年には、スペイン有数のワイン生産地のほとんどで、原産地呼称ワインの生産量が 低下しました。その理由には、収穫量の減少と価格の著しい上昇が挙げられます。 実際、スペインワイン市場諮問委員会(以下OeMv)発表のデータによると、カスティーリャ・ ラ・マンチャ州のワイン業界全体で見ると、2018年6月のワイン輸出の取引総額は7億1,100万 ユーロという、史上最高の数値を記録しています。 これは、2018年末のスペイン産バルクワインの総体的数値を裏付けるもので、OeMvの報告書に よると「2018年1月から11月まで、価格が平均11.9%上昇した」とのことです。 もうひとつ考慮すべき要因は、「エクセレント」「ヒストリック(史上に残る品質)」との評価 を誇る2017年という収穫年特有の品質に隠されています。これに奮起したラ・マンチャ地方 のワイナリーは、生産した赤ワイン(そのほとんどが原産地呼称を有する)の大多数を樽熟成を 経る「貯蔵用ワイン」(クリアンサ、レセルバ、グラン・レセルバ)に割り当てたのです。 さらに、原産地呼称ラ・マンチャに限定して言えば、2017年度の収穫の大幅な遅れも加味する ことが重要です。これにより、醸造、生産はもちろん、特にラ・マンチャの原産地呼称を持つ 若い赤ワインや伝統的ワインの瓶詰め作業に大きな遅延を決定づける結果となりました。実際、 2019年1月に記録された急成長は、この要因で説明可能なところが大きいです。 原産地呼称ラ・マンチャに属するワイナリーからの要請を見ると、未だに前年比で後退は見られ るものの、「若いワイン」(13,776,900本)および「伝統的ワイン」(41,707,300本)のカテゴ リーのワインの瓶詰め本数が優勢です。とはいえ、醸造中に大きな付加価値がプラスされる ワインの増加は特筆に値します。「レセルバ」 (5,120,900本) は2017年の4,050,900本より、 「グラン・レセルバ」 (592,000本)は2017年の495,700本より、それぞれ急増しました。 容量に関しては、70,204,100本を上回った750mlの伝統的ボトルの販売が多数を占めました。 輸出:程良い安定 2018年度の最終数値はまだ発表されていないものの、全体的に言えるのは、30,892,945本 (750ml) の輸出(43 %)には、中国やロシアをはじめとする国々における著しい市場減速が反映されていると いうことです。 しかしながら、米国やオランダ、メキシコなどの市場における相対的安定化で若干の緩和が 見られます。 2018年に成長の勢いが強まったメキシコ市場は、特に注目に値します。 5,614,949本(750ml)を輸入したドイツは、原産地呼称ラ・マンチャのワインの海外販売先第1位 に返り咲き、リーダーの地位を取り戻しました。 ドイツに続くヨーロッパ大陸内の輸入国で、全体の第3位を占めるのはオランダです。1,715,300 本を輸入し、ラ・マンチャ産ワインの古くからの得意先としての忠誠を守りました。 特に目を引くのが、EU圏外で間に太平洋を挟んだ米国やメキシコなどの市場のケースです。 1,666,167本を輸入した米国は、原産地呼称ラ・マンチャのワインの輸入国の第4位に位置づけ ています。 一方、1,449,939本を輸入し、世界第5位(EU圏外では第3位)を占めるメキシコは、ワイン 業界市場での成長潜在力を改めて示したばかりでなく、2018年度、最も著しい相対成長を見せた 国となりました。 以上の国々と対照的なのが、1,132,483本を輸入し世界第8位を占めるロシアと、EU圏外最大の 顧客である中国です。需要と供給の不均衡に敏感な両国とも、輸入減少が目立ったものの、世界 のその他の国々における売上高の増大でその影響は緩和されています。 7年連続で購入量が増加した中国では、2018年に需要の減速を記録しましたが、それでも 5,442,931本を輸入し、原産地呼称ラ・マンチャのワインの購入国第2位の地位を守り続けています。 輸出量の世界的減少という、ワイン輸出国すべてに影響が及ぶ中、13%後退したスペインは、 フランス、オーストラリア、チリに次ぐワイン輸出国第4位の座に甘んじているものの、これに は中国市場の景気停滞も関係しています。 もうひとつ注目すべき国は、1,375,135本を購入し、ラ・マンチャ産ワインの購入国第6位を 占める英国です。 原産地呼称ラ・マンチャのワイン購入国トップ10では、7位の日本 (1,237,160本)、9位のスイ ス (1,070,133本)、そして10位のポーランド (858,493本)が特に目を引きます。 要するに、ワイン取引の減少は世界的に中期展望で見るべきということでしょう。統制委員会か ら垣間見える成長の兆しは、製品の差別化や原産地呼称のあらゆる連鎖価値への寄与ほどには、 各原産地呼称の数量の増加という形では見られないからです。  
原産地呼称統制委員会は、日本での販売促進を強化する中、最大級の食品・飲料展示会に出展予定。 2018年、中国に次いで100万本以上のワインを輸入している日出づる国・日本は、引き続き、アジア地域での海外販売促進活動で優先的に重視すべき市場となっています。 そのため、ラ・マンチャ原産地呼称統制委員会の「Foodex Japan」への出展(3月10日から13日)は、世界的に見てワインの世界消費量が急速に伸びている国の一つ、日本への段階的な進出の強化につながります。この見通しは、さらに、日本とEUの間で締結された経済連携協定の発効後、強くなっています。 すでに2019年、日本はアジア諸国を巡るツアーの舞台となっており、その数か月後、ブドウの収穫中、日本の専門業者からなる貿易使節団のラ・マンチャ来訪でその幕を閉じているのも不思議ではありません。 セルバンテスの作品が日本文化に定着し、人気を博しているおかげで、日本とラ・マンチャの文化的つながりは潜在的なものとなっています。 Foodex Japanの単独ブース 日本の食品・飲料業界で話題の展示会で、今回、出展者数約2,900社(うち172社がスペインの出展者)、業界関係者の来場者数80,000人、展示パビリオン11の出展が見込まれています。 回目を迎える原産地呼称ラ・マンチャの出展は、スペインパビリオン内にて行われ、商談コーナーとワイン14種の試飲が楽しめるテイスティングコーナーを併設するインフォメーションブースを設置いたします。 Foodex Japanに出展するワイナリー 原産地呼称統制委員会が組織する派遣団は、ワイナリー9社で構成されています。 ビルヘン デ ラス ビニャス ボデガス ロメロ デ アビラ ボデガス セントロ エスパニョーラス ボデガス エル プログレソ ビ二コラ デ カスティーリャ ボデガス クリスト デ ラ ベガ ボデガス ラ レメディアドーラ また、業界関係の来場者向けに、出展ワイナリーのワイン7種を紹介するセミナーを開催予定。    
原産地呼称統制員会は、9月第3週に行われた投資ミッションを大成功で終えた。日本、メキシコ、コロンビアのように、かけ離れた国から参加した12名の専門家が、ブドウの収穫期という非常に大切な時期にラ・マンチャ地方のワイン醸造部門の現実を間近で共に体験した。   ブドウ畑に足を踏み入れ、ラ・マンチャ原産地呼称地域の重要な赤ブドウの品種をいくつか、その手で収穫する機会にも恵まれた輸入業者にとって、その感覚はとてもポジティブなものであった。日本企業ニューワールドトレーディングのイガラシ アスカさんの言葉を借りると、「ブドウに触ることができるのが印象的でした。いつも写真で見ていましたが、こんなに近くで接したことは一度もなかったですから」 「ラ・マンチャでブドウの収穫ができる、またとない時期」を絶賛する、アステカ文明の国の輸入業者、ピラール・クレリアンさんの意見とも一致する評価である。 訪問、テイスティング、そして観光 一行は、原産地呼称統制委員会本部の訪問に加え、ビリャロブレド、トメリョソ、ソクエリャモス、ラ・ソラナなど、ラ・マンチャ地方の代表的な町で分刻みにスケジュールをこなしていった。 ショールームでのテイスティングに参加するだけでなく、収穫期の真っただ中にあるワイン醸造所で、施設の見学や、そこで造られるワインのテイスティングをしながら、ワイナリーの機能についての知識をより深めることもできた。 魅力としての文化とガストロノミー 収穫のこの時期に2年連続で開催された、投資ミッションの目的の一つは、ラ・マンチャの地域社会におけるワインの社会的・文化的重要性を紹介することでもある。そこで、参加者はラ・マンチャ地方の美食の最も伝統的な料理を楽しんだり、カンポ・デ・クリプタナの風車など、ドン・キホーテに描かれる代表的な場所を訪れたりした。 成長が見込まれる市場でのプロモーション活動 今後数年間にワインの消費量増大が見込まれる市場に定着するための重要な切り札となる、プロモーション活動。日本と、コロンビアや特にメキシコ全国(大幅に成長)を合わせると、2018年の輸出量は2,689,902本(750ml)に上った。 原産地呼称統制委員会カルロス・ダビ・ボニーリャ会長の見解では、「このプロモーションが、これらの国々におけるラ・マンチャのワイナリーの取扱商品拡大につながると期待しています」 ボデガス プロモーション活動に参加するワイナリーは、合計で30社となっている。 Baco - Dcoop Group Bodegas Alcardet Bodegas Altovela Bodegas Entremontes Bodegas Naranjo Bodegas Navarro López Bodegas Verdúguez Bodegas Vidal del Saz Bogarve 1915 Félix Solís J García Carrión Bodegas Ayuso Bodegas Cristo de la Vega ...
原産地呼称統制委員会による日本でのプロモーション活動スタート、 4月12日東京で閉幕予定。 2018年のFoodexでの売り上げから見ると、日本は近年ラ・マンチャワインの主要販売地域となっていることが確認された。そのため、原産地呼称統制委員会は 4月8日から12日まで東洋圏で最も重要なこの国のいくつかの都市を巡回することになった。  福岡から東京まで 今回のプロモーションでは、約13軒のワイナリーが初めて原産地呼称統制委員会に同行し、セラードアー(ロードショー)やプロによるテイスティングセミナー開催などの日が昇る本の国のための特別な企画をしていた。 プロモーションは 4月8日、九州の北部に位置する福岡県の県庁所在地である福岡でスタート。福岡市は日本西部の港町都市であり、 中国と韓国と海を隔てて向かい合い、長い歴史や質の高い生活(日本で8番目の大都会)をもって知られている町である。 プロモーションの第二の目的地は大阪である。大阪は日本の3番目の大きい町であり、寿司で知られる日本の工業と経済の飛び地の一つでもある。 最後、聖週間前の4月12日に日本の首都東京で閉幕する。   日本における明るい見通し 現在、アジアにワインを輸出するラ・マンチャのワイナリーはワインの消費量が安定して伸び続けている日本にその戦略や販売促進の重点をおいてある。 そのほかに 2月1日から始まった「日本・EU経済連携協定」もスペインから日本列島に対する商業・投資への追い風となっている。   目下、昨年に比べその消費は小幅に下落しているものの、日本は1,237,160 本(0,57 cl⋰/本)でラ・マンチャ産ワイン消費量の世界ランニングで第7位を占めており、EU圏外への輸出国向けとしては中国、アメリカ、メキシコに次ぐ国である。 この春のプロモーションにおいて日本でのプロモーション活動に参加していただくワインメーカーは以下の通り。 Bodegas El Progreso Bodegas Romero de Ávila Bogarve 1915 Virgen de las Viñas SAT Coloman Bodegas Casa Antonete Vinos y Bodegas Bodegas La Remediadora Bodegas Centro Españolas Bodegas Campos Reales Vinícola de...