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首都に拠点をおくサッカークラブ、レアル・マドリードの伝説的スタジアムにて原産地呼称委員会が2014年のヌーヴォー・ヤングワインのプレゼンテーションに参加   「聖アンドレスの日が来れば、モスト(ブドウ果汁)がヌーヴォー・ワインになっている」という言いならわしに従い、先月(2014年11月)にマドリッドで開催されたヌーヴォー・ワインプレゼンテーションにラ・マンチャ地方のワイナリー各社が参加しました。マドリードの国内市場における重要性を念頭におき、参加3年目となる今年、ワイナリー各社はベルナベウ・スタジアムの貴賓室にワインを並べ、昨年、一昨年に劣らない高い評価をマドリッド市民から博しました。     初日にはエキスパートや業界関係者を対象にした試飲会がひらかれ、多くの参加者から今年のワインはフレッシュさと格別なフルーティさ、グラスに注ぐと並外れた質の高さが感じられ、アロマのニュアンスの素晴らしさがあるとコメントされました。2014年ビンテージのD.O.ラ・マンチャワインの質の高さについては近年でも最高の出来になることが予想されており、イベント初日に寄せられた周囲の高い期待にみごとに応えました。レアル・マドリードのホームスタジアムの貴賓室にはラ・マンチャ地方のワイナリー約30社のヌーヴォー・ワインが並べられ、数多くの参加者から高く評価されました。初日の業界関係者を対象にした試飲会に加え、二日目にはD.Oラ・マンチャのワイン愛好家向けの試飲会が行われました。そこではワインのほか、スペイン料理で人気が高くワインとの相性の良さで知られるラ・マンチャ産のチーズ、アルマグロ産のナス料理、さらにハモン・セラーノ基金のハモンも供されました。また、水彩画やワインを使った作品で知られるアーティストのホセ・ルイス・デル・オルモが、ワインを使ってライブで絵を描きクリエイティビティを発揮します。     そのほか初日にはホベネス・ソリダリオス(連帯する若者)賞の授賞式が同時に行われました。これは芸術、コミュニケーション、スポーツ、ジャーナリズムの各分野で活躍する才能ある若者に授けられる賞で、賞金総額3千ユーロは、人道支援活動を行うさまざまな組織に贈られました。
気候変動の脅威に対して、ブドウは、ラ・マンチャ地方の生態系にとって、環境の存続の決め手となる農作物の一つです。 ブドウ園、スペインに広がるブドウ栽培 カスティーリャ・ラ・マンチャは、スペインのブドウ園の半分近い作付面積を誇りますが(スペイン全国約96万ヘクタールのうち、2018年は合計約44万4000ヘクタール)、特に生産地域はラ・マンチャに集中し、作付面積は30万ヘクタールに上っています(約15万5000エくタールが原産地呼称に認定) 辺り一帯が四季折々の色彩に染まるブドウ園は、酸素を供給する緑地帯…まさにラ・マンチャの「肺」である緑の海原、褐色の大地を形成。その名前は「水のない土地」を意味するアラビア語「マンシャ または アル・マンシャ」が起源とされています。 ブドウ園の重要性 ブドウ園は、この地方の砂漠化を回避し、地域を守り保護する基本的な役割を果たす、ラ・マンチャの環境のための基本的支えとなっています。 さらに、ブドウ園は、その他の植物や動物の種にとって生息地をつなぐものとして促進されている、“傘”で完全に守られるその他要因であるだけでなく、土壌の有機物を増やすのにも(ブドウの蔓の細切れや落ち葉)一部貢献しています。 ラ・マンチャのように、年間降水量が300~400mmの間で変動するステップ気候の地域では、水のレベルから見て、ブドウの木は数少ない持続可能な選択肢の一つとなっています。 また、地中海性とはいえ、海から遠く離れているため大陸性気候を強く示す、イベリア半島に広がる準高原内陸部の冬の厳酷な気温と夏の高温に耐えることができる植物でもあります 原材料、そして植物も含めた完全な利用 天然醸造の過程で得られるワイン。このワイン醸造業では、ブドウの収益性の向上を図る最適化モデルと併せ、ブドウの木とその果実が頼りです。 ラ・マンチャは、高い生産能力から、ワインのラインナップに従った市場の需要により、様々なクライアントや消費者にワインを供給することができます。 抑えられた利益、低めの平均生産量、品質志向と共に、原産地呼称の一つであること、このラベルの保護を受けたワインの生産は、消費者に対し、品質保証ラベルのように差別化された品質を支持するプラスの要素をもたらしています。 歴史的・文化的アイデンティティ オリーブや穀物といった地中海の本質といえるその他作物の栽培と並んで、ブドウ園の存在は、これが形成する農業システムに文化的特性を与えるだけではありません。数世紀にわたり、何世代もかけて出来上がったのどかな風景に、歴史的アイデンティティの証として遺産的・歴史的価値も加えています。 過疎化に立ち向かうブドウの木 この観点から、ワイン醸造の長い伝統がある地域――本質的にこれに該当する、ラ・マンチャのように――におけるブドウ園の社会的および人口統計上の重要性を理解することができます。ここでは、ブドウの木はスペイン内陸部がさらされる過疎化という常に存在する真の脅威に対し、住民をその町に定着させるのに貢献しています。 ブドウの栽培は、雇用キャンペーンに強い季節性が見られるその他の作物の栽培とは異なり、年間を通じて継続的な労働需要が必要となるため(例えば、冬期の剪定作業)、カスティーリャ・ラ・マンチャのような地方では大きな雇用創出の場です。 唯一、この理由からのみ、最大級のブドウ作付面積を誇る原産地呼称ラ・マンチャを構成する4県の市町村が、いかにして、いずれも平行して1万人を超える人口を擁しているのかが理解できます。 農村への持続可能な投資 気候変動の喫緊の課題に直面し、投資に関する新たな経済モデルへの方向転換が要求される中、ワイン醸造業も適応が迫られています。 一方、農村環境の役割は、中・長期的に、中核都市や大都市の代わりとして将来の鍵を握っているかもしれません。スペイン経済で非常に重要である観光部門にとって新たなニッチ市場を開拓し、またラ・マンチャ地方では、地元産ワインの客観的評価の実施に貢献する他、重要な雇用創出にもなり得ます。 そのため、原産地呼称統制委員会から、観光商品である「スペインのワインルート」内に統合される「ラ・マンチャ・ワインルート」の推進が期待されています。
ブドウの収穫の真っ只中にあるD.O.ラ・マンチャの様々な畑の訪問に加え、複数のワイ ナリー担当者とも会う予定です。 統制委員会の活動 去年に続き、統制委員会は、海外市場でのラ・マンチャのワイン促進を目的に、視察ミッションをブドウの収穫期に実施することにしました。土着品種アイレンの収穫の真っ只中 にある9月の3週目に行い、十数人のプロのインポーターがD.O.ラ・マンチャのワインの 特色を現地で体感します。 日程と視察内容 9月16日から20日にかけて、インポーターは様々な体験を通して、ラ・マンチャのワイン業界の現状を間近で知る機会に恵まれます。約7つのワイナリー訪問、同地方の様々な場所(アルカサル・デ・サン・フアン、ソクエリャモス、ラ・ソラナ)でのワイナリー担当者との出会いとブドウ畑の訪問を予定しています。   文化を存分に体験できる集中的なプログラムで、トレド、カンポ・デ・クリプターナ、エル・トボソやトメリョソの洞窟といった主要な観光名所を訪れ、昼食と夕食ではラ・マンチャの最も代表的な料理で美食のマリアージュを堪能。 視察参加者の出身国 海外からの視察団は、全員で十数人の潜在的バイヤーから成ります。去年に続き、ラ・ マンチャのワインに興味を示すメキシコとコロンビアから約7人。一般的にセルバン テスとドン・キホーテに関する文化への関心が大変高い日本は、このラ・マンチャの 視察ミッションには初参加で、5人のインポーターが訪れます。 テンプラニーリョを手にのせるサンクトペテルブルク出身のソムリエ、アンナ・スヴィ リデンコ 視察ミッションに登録しているワイナリー Baco - Dcoop Group Bodegas Alcardet Bodegas Altovela Bodegas Entremontes Bodegas Naranjo Bodegas Navarro López Bodegas Verdúguez Bodegas Vidal del Saz Bogarve 1915 Félix Solís J García Carrión Bodegas Ayuso Bodegas Cristo de la Vega Bodegas...
大阪・東京の各都市にてテイスティングセミナーを人数制限で開催 新型コロナウイルスの状況は、原産地呼称統制委員会がアジア大陸でDOラ・マンチャワインの積極的な海外プロモーションを継続する上で妨げにはなっていません。 そこで、現状に適応し、現在ワインの需要が増加する最も高い可能性を秘めた市場として、中国と日本を選択しました。 実際、日本は、去る2020年、DOラ・マンチャワインの消費量がEU域外では第二位となっており、2020年の購入実績は150万ボトル以上に上ります。 テイスティングセミナーを少人数で この業界の日本最大の展示会であるFOODEX 2020の開催中止後、現在日本への渡航が制限されていますが、原産地呼称統制委員会は、世界がある程度の日常を取り戻していることを期待し、2022年3月の同展に出展する意向で、日本での各セミナー開催を選択いたしました。 以上から、感染状況が安定したレベルを維持する場合に限り、日本の主要二都市でこのような行動が計画されています。 4月20日の大阪に引き続き、4月22日に日本の首都・東京でセミナーを開催する予定。 いずれの会も、業界関係者を対象に人数を制限して(25人以下)実施し、はじめに生産地域や特徴、歴史、地理的な位置など、DOラ・マンチャの説明をした後、セミナーに参加する各ワイナリーのワイン9種に限定したテイスティングを行います。 参加ワイナリー ボデガス アルカルデット ボデガス アユソ ボデガス セントロ エスパニョーラス ボデガス クリスト デ ラ ベガ ボデガス ナランホ ボデガス ロメロ デ アビラ J. ガルシア カリオン ビ二コラ デ トメリョソ ビノス SAT コロマン
統制委員会がアルカサル・デ・サン・フアン本部にて第32回 ボトルワインのクオリティ賞を授与 統制委員会本部で開催された第32回受賞式の間、何にも増して繰り返された 言葉は「クオリティ」でした。 ワイナリーにとって至上の励みや刺激となる各種の賞は、より高い市場価値を 獲得し、ワイングラスでの最終品質を通じて消費者の信頼を得ることを目的と しています。 統制委員会会長のカルロス・ダビ・ボニーリャ独自の言葉で強調されたよう に、「受賞ワインの30本の評価得点が90点以上という、類まれな結果となり ました。」これはアルカサル・デ・サン・フアン市長兼Acevin会長が述べた通 り、「皆様の取り組みが実り、現実が正しい道を歩んでいる」と言えるでしょ う。 カスティーリャ・ラ・マンチャ州農畜産局局長クルス・ポンセは、「このよう なコンクールの開催は、ワイナリー自体にとってのクオリティの追求に繋がる ものです。」と述べました。 今回の賞では特に、大多数が2018年に生産されたワインのクオリティ向上が 認められました。当該年は、収穫時に絶妙な酸味が育まれた良好なコンディ ション、さらに、白ワイン用ブドウの場合は、ゆっくりと段階的に収穫された ことが特徴です。 今回のコンクールの各段階でテイスティング評価の対象となった400本のワイ ン中、215本のサンプルが80点以上を獲得しました。最終審査まで残った111 本のサンプルの内訳は次の通りです。白ワイン(スパークリングワインを含 む)50本、ロゼ7本、若い赤ワインまたは伝統的赤ワイン25本、樽熟成を経 たワイン(クリアンサ、レセルバなど)29本。 合計で金賞25本、銀賞27本、銅賞12本が授与されました。受賞ワインの中 で特筆するものに、金賞を受賞したボデガス・レスエロ醸造のアイレンの白ワ イン Galán de Membrilla(ガラン・デ・メンブリーリャ)とボデガス・カンポス・ レアレス醸造によるテンプラニーリョの若い赤ワインCanforrales(カンフォラ レス) が挙げられます。 樽熟成を経たワインの中では、いずれも金賞を受賞したボデガス・アルマサ ラ・ビルヘン・デ・ラス・ビニャス醸造のクリアンサ「Gran Tomillar Tempranillo 2015(グラン・トミリャル・テンプラニーリョ 2015)」と、パゴ・ デ・ハラバ醸造のレセルバ、「Azagador Tempranillo – Cabernet Sauvignon – Merlot 2014(アサガドル・テンプラニーリョーカベルネ・ソーヴィニョンーメ ルロ)が傑出しています。 受賞式の進行役を務めたのは、TVE24時間チャンネルのラ・マンチャ出身の キャスター、ペドロ・カレーニョでした。
原産地呼称統制委員会は、テイスティングパネルで分析されたワインのクオリティの高さを確認した上、この格付けを付与 原産地呼称ラ・マンチャを構成する4県(アルバセテ県、シウダ・レアル県、クエンカ県、トレド県)のトップクラスの生産量を誇るワイナリーからサンプルを採集し、特に、白ブドウ品種アイレンや赤ブドウ品種テンプラニーリョなど、地場品種で醸造したワインを審査しました。 テイスターによる採点に従い、統制委員会の専門家らは2016年ヴィンテージを「大変良い」と格付けすることに決定。今回の審査では、2016年に醸造されたワインの非常に高いクオリティを反映し、評価された一定の割合のワインについて「大多数が点数評価で80点を上回った」という結果となっています。 ワインは、国際コンクールの規則を定めるOIV(国際ブドウ・ワイン機構)が発行するテイスティングノートの指示に従って評価されました。また、テイスティングパネルでは、ソムリエやワイン醸造部門のプロだけでなく最終消費者の観点など、多様な意見が考慮されています。 去る6月8日、統制委員会本部で開かれた総会でこの格付けが承認されましたが、この会議にて得られた結論の中で、気候的諸要因が一時的に昨年の収穫に影響を及ぼしたことが指摘されました。昨夏、8月下旬から9月初旬にかけて暑さが厳しかった間、ブドウの成熟に影響が出た可能性がありましたが、ワイン醸造所に搬入された果実の品質は、最適な衛生状態で、劣化は見られませんでした。これはラ・マンチャ地方のブドウ栽培によく見られる傾向で、この地方では年間日照時間が非常に長いため、害虫や菌性の病気が発生しにくくなっています。 この10年のDOラ・マンチャワインのクオリティの飛躍的な向上。その背景には、最先端技術への投資とワイン醸造所で働く技術者の高度なプロ化と併せ、栽培されているブドウの品質に対するブドウ農家の意識の高まりがあります。
  ラ・マンチャの原産地呼称ワインが、ドン・キホーテを愛する国・日本へ初のプロモーションツアー ドン・キホーテ出版400周年を記念する2015年は、セルバンテスの不滅の小説に描かれたあちこちの場所でラ・マンチャの魅力を再発見するまたとない機会となるでしょう。モタ・デル・クエルボ、コンスエグラ、カンポ・デ・クリプターナといった場所ですが、カンポ・デ・クリプターナは日本と姉妹都市提携し、毎年4万人以上の日本からの訪問者を受けていますが、遍歴の騎士が不釣り合いな戦いを挑んだ、かの風車の「巨人」を間近に見ようという人々にとって、当地は、憧れの聖地となっていると言えるほどです。 今日、普遍的に知られた不滅のシルエットに象徴される哀れな姿の騎士が従わんとした高潔と義理の価値。これは決して虚しいものではなく、今年400周年を迎えるこの小説は、世界中の本のうち聖書に次いで2番目に多くの部数が発行されています。馬にまたがるドン・キホーテの姿は、今では、「ラ・マンチャ」の原産地呼称ワインのロゴマークになっています。「ラ・マンチャ」はドン・キホーテとサンチョ・パンサの2大キャラクターの冒険が繰り広げられた広大な地であるとともに、面積が最大だというだけでなく、その品質や多様さも称賛に値する世界で最も壮大なブドウ畑としても知られています。 セルバンテス研究の専門家たちは、この小説には親近感を抱かせるという特徴があるとし、それはワインにも当てはまります。ドン・キ ホーテは日常の言葉の中で、また生命力を歌う詩歌の中で自分自身を見つめていますが、そこには身近なものを楽しもうとする人々の性向が、見事な心理的、社会的描写を通じて形式張らずに映し出されています。「セルバンテスは非常に活気あふれる人で、波乱万丈の人生を送り、学問的な素養はなかったけれど大変な読書家で、世知に長けていました。彼は、過去に記されたあらゆる文献だけでなく、彼自身の人生そのものも全てドン・ホーテの中に具現化したのです。だからその作品に我々は引き込まれるのです」と、カスティーリャ・ラ・マンチャ大学教授のホアキン・ゴンサレス(Joaquín González)が述べています。そのようなドン・キホーテ固有の生命力への賛歌は、引喩のぎっしり詰まったワインの寓話としてワインの中に存在し、また、地中海性ながらメセタ内陸にあって海から遠く冬は厳しく夏は特別暑い難儀な気候の地、ラ・マンチャに存在しています。 ドン・キホーテの中には100回近くワインが登場します。特に印象的な後篇・第43章では、従者に向かって節度あるたしなみを勧め、「飲むのはほどほどにせよ。ワインが過ぎると秘密を守れず約束を果たすこともできぬぞ」と言っています。セルバンテス研究家ゴンサレス氏は、騎士と従者にとってワインは2つの異なる意味を持つが、それらは補完し合っていると、次のように説明しています。「ドン・キホーテにとっては、ワインの英雄伝があるので、ワインは敗北した巨人の血であり、他方、サンチョにとってのワインは黄金時代のスペインにおける貴重な食料品だったのです。」 読者を虜にする、こうした登場人物たちの生命力の本質は、原産地呼称ラ・マンチャのワインが持つアイデンティティをまさに明確に示す象徴となっています。ラ・マンチャのワイナリーは毎年、米国、英国、とりわけドイツなど既に道が開けている国々へ自分たちのワインの販路の新たな梯子をかける努力を続けるのみならず、更に地域経済の柱となる一つの製品の美徳を輸出すべく取り組んでいます。D.O.ラ・マンチャのワインの個性を表すものがあるとすれば、それはフルーティさです。若いワインならではのアロマの力強さ(アイレン:伝統的品種で口当たりが非常にフレッシュな白ワインができる)、そして特に赤ワイン(スペインのブドウ産地で最も代表的な品種、テンプラニーリョを使用)、これは豊満かつ表現力豊かで、しかもオークのベッドで静かに寝かせ熟成させることで、こなれた上品なタンニンのあるワインになります。これらは全て、乾燥した気候で雨が少なく(年間400mm未満)、年間およそ3,000時間の日照がある厳しい気候条件によりなせる賜物で、これと灌漑システムを導入した最も近代的な技術が相まって、素晴らしい品質のブドウを作ることができるのです。
原産地呼称統制委員会の審査に従い、D.O.ラ・マンチャ同業組合総会は、ブドウの収穫中、収穫量の減少が際立ったヴィンテージを「秀逸」と認定。 バルクワインのサンプル50種、各種カテゴリーの瓶詰めワインのサンプル308種(白ワイン187、ロゼ34、赤87)に対する評価が行われ、統制委員会専門委員会により提出されたデータを審査した上、2017年に醸造されたワインは「秀逸」という最高の格付けを獲得しました。先日2月26日月曜日にアルカサール・デ・サン・フアンにある本部で開かれた総会で、原産地呼称ラ・マンチャの格付けをこのように決定しました。 バルクワインについては、品質委員会の指示および生産規定により、アルバセテ、シウダー・レアル、クエンカ、トレドの4県にある醸造所でサンプルをランダムに採取。専門家審査団により様々なテイスティングが行われ、OIV(国際ブドウ・ワイン機構)が認定するテイスティングノートで用いられる採点基準に従い、テイスティングされた各種ワインについて「秀逸」な品質であると認められました。 また、瓶詰めワインに関して言うと、現時点で308種のワインが評価され、217種、つまり70%以上のワインが80点を上回るという結果となっています。70%というのは桁外れに高い数字で、記録が残されて以来、最も高い率を示しています。そのため、2017年ヴィンテージのワインは、その素晴らしいクオリティにより記憶に残るといっても過言ではありません。 ワインのタイプ別では、80点以上という評価を得た瓶詰め白ワインの割合は64%、ロゼワインについては67%近くに上ります。しかし、最も高い平均点を獲得したのは赤ワインで、試飲された瓶詰めワインのサンプルのうち85%が80点以上と評価され、まさに歴史的なデータを示しています。 結論として、原産地呼称ラ・マンチャのワインは、非常に豊かな色合いで、ワインの若さをそのまま示すアロマと定評のあるフルーティな表情を維持していることが実証されたことになります。これについて、カルロス・ダビ・ボニーリャ会長自身は次のように語っています。「素晴らしい品質を誇る収穫だったと断言できる高得点」
原産地呼称統制委員会は、日本での販売促進を強化する中、最大級の食品・飲料展示会に出展予定。 2018年、中国に次いで100万本以上のワインを輸入している日出づる国・日本は、引き続き、アジア地域での海外販売促進活動で優先的に重視すべき市場となっています。 そのため、ラ・マンチャ原産地呼称統制委員会の「Foodex Japan」への出展(3月10日から13日)は、世界的に見てワインの世界消費量が急速に伸びている国の一つ、日本への段階的な進出の強化につながります。この見通しは、さらに、日本とEUの間で締結された経済連携協定の発効後、強くなっています。 すでに2019年、日本はアジア諸国を巡るツアーの舞台となっており、その数か月後、ブドウの収穫中、日本の専門業者からなる貿易使節団のラ・マンチャ来訪でその幕を閉じているのも不思議ではありません。 セルバンテスの作品が日本文化に定着し、人気を博しているおかげで、日本とラ・マンチャの文化的つながりは潜在的なものとなっています。 Foodex Japanの単独ブース 日本の食品・飲料業界で話題の展示会で、今回、出展者数約2,900社(うち172社がスペインの出展者)、業界関係者の来場者数80,000人、展示パビリオン11の出展が見込まれています。 回目を迎える原産地呼称ラ・マンチャの出展は、スペインパビリオン内にて行われ、商談コーナーとワイン14種の試飲が楽しめるテイスティングコーナーを併設するインフォメーションブースを設置いたします。 Foodex Japanに出展するワイナリー 原産地呼称統制委員会が組織する派遣団は、ワイナリー9社で構成されています。 ビルヘン デ ラス ビニャス ボデガス ロメロ デ アビラ ボデガス セントロ エスパニョーラス ボデガス エル プログレソ ビ二コラ デ カスティーリャ ボデガス クリスト デ ラ ベガ ボデガス ラ レメディアドーラ また、業界関係の来場者向けに、出展ワイナリーのワイン7種を紹介するセミナーを開催予定。    
伝統色豊かな重要な6つの市町村(アルカサル・デ・サン・フアン、 トメリョソ、カンポ・デ・クリプターナ、エル・トボソ、ビリャロ ブレド、ソクエリャモス)、カスティーリャ・ラ・マンチャ地方の エノツーリズム・プロジェクトに大々的に参画。 「世界有数のワイン生産とブドウ畑を有するラ・マンチャ地方が、スペインの ワインルートマップに欠けるなんて考えられないことでした。」この言葉と共 にこのプロジェクトの重要性を強調したのは、統制委員会会長のカルロス・ダ ビ・ボニーリャ自身です。プロジェクトはまだ初期段階にあるものの、以前存 在し、5年前に消滅してしまった「ワインルート」の真髄を受け継いでいます。 今朝アルカサル・デ・サン・フアン市役所の大広間で発表されたこのプロジェ クトに、同市はトメリョソ、カンポ・デ・クリプターナ、エル・トボソ、ソク エリャモス、ビリャロブレドと共に参画。当ルートの初オファーを構成するの は、加盟済みの44軒の施設です。 こうして、原産地呼称ラ・マンチャのワインは、アルカサル・デ・サン・フア ン市長兼ACEVíN会長のロサ・メルチョールいわく、「政治的変動とは無縁に、 安定性とクオリティをもたらす決定的な重要性」を持つルートの主役を務める ことになりました。 さらに、専門大臣を務めるパトリシア・フランコは「原産地呼称ラ・マンチャ のみで、160を超える地域を一括しているため、極めて大きな成長潜在力が望 めます。」と語りました。 セルバンテスの息のかかったガストロノミーに、100年以上の伝統を誇るブド ウ畑、ドン・キホーテの物語縁の地方という特色を備え、この新しいルートが ACEVín提供のオファーの中でもっとも魅力的なものとなることは間違いありま せん。 このオファーには、博物館、宿泊施設、レストラン、ワイン専門店、テイス ティングや試食サービスを提供する施設、専門の旅行社や観光ガイドも参加 しています。
果実の質が非常によかったことに加え、生産量が増加、コロナ禍で厳しい状況であるにもかかわらず、収穫は無事終了 感染やクラスターの恐れや心配がなかったわけではありませんが、8月中旬にブドウの収穫が始まった後、原産地呼称ラ・マンチャによれば、「収穫が正常に行われ、プラスの結果」を実現しています。 統制委員会のカルロス・ダビ・ボニーリャ会長の言葉を借りると、「幸い、感染対策手順が守られ、取り立てて問題もなく、収穫のフィナーレを迎えることができ、しかも感染対策を見事に守った一例となっています」。また、ボニーリャ会長は「醸造所に搬入される最終果実は良好な状態で、D.O.ラ・マンチャのワインにとって、いい品質キャンペーンの前触れとなっている」と強調しています。 平均的な収穫を若干上回る生産量 夏の中頃に出された専門家による見通しでは、豊作が予測されていましたが、最終的には、2019年――この年は例年に比べ収穫期が極端に短かったのですが――の収穫期に比べ、増加量は25%前後を上回る数字で推移しました。 ラ・マンチャの生産地で最もブドウの収穫高が多かった協同組合部門からは、アンヘル・ビリャフランカ国内会長兼自治州会も「通常のブドウの収穫に向けて行われた、ワイナリーと協同組合における新型コロナウイルス対策がうまく機能したことを強調したい」と語っています。 ビニコラ・デ・カスティーリャ(シウダ・レアル県マンサナーレス)のエノロジスト、ロベルト・ラグナをはじめとする専門家は、前回の収穫との類似性も指摘しています。「もう15回も収穫を経験し、中には早まったり、遅れたりする収穫もありますが、今年は、2019年のブドウの収穫と、時期と量が対称的なのが目立っています」。昨年、トレドやクエンカの他のラ・マンチャ地方に比べ、シウダ・レアルの生産地では、収穫が少し上回っていたことを忘れてはいけません。 一方、ワイナリー「ボデガス カンポス レアレス」(クエンカ県エル・プロベンシオ)の農地専門家ダビ・ビリョラは、醸造所に搬入されるブドウの品質基準に満足感を示しています。「私たちは満足しています。何しろ、品種によってはpHレベルが非常によく、うれしい驚きとなっているので。例えば、テンプラニーリョは、かなり完熟し良い酸度で、酒石酸は5に近いレベルです」。今回の収穫では、生産量が非常に少なかった、2019年を約30%上回る生産量となっています。 場におけるビジネスの不確実性 ブドウの収穫により育成サイクルが終了し、今度は、ワインの醸造と原産地呼称ラ・マンチャのワインの次の瓶詰作業に携わるワイナリーで、各種作業が行われる番です。 原産地呼称統制委員会では、目下、海外市場の動きに視点を置いています。海外市場では、ある程度、不確実な時期が始まっているものの、2019年にラ・マンチャのワインが好調だった輸出拠点では、より大きな活動や存在感を取り戻すことが期待されています。 そのため、海外市場向けの販売促進をできるだけ早く再開することが望まれます。ワイナリー「ボデガス アリョソ‐セントロ エスパニョーラス」の経営者で、原産地呼称統制委員会の理事会役員を務めるミゲル・アンヘル・バレンティンの意見では、「ラ・マンチャが、海外市場で売上水準を再び回復し、私たちのワインが再評価されるようになることが大切です」 この意味で、アジア市場をはじめとする市場に期待がかかっています。アジアでは、巨大な中国市場(2019年に7,245,540本を輸入したD.O.ラ・マンチャ・ワインの主要消費国)の緩やかな経済回復により、ラ・マンチャのワインに対する海外の消費需要が再び活発化することが期待されています。        
原産地呼称統制委員会による日本でのプロモーション活動スタート、 4月12日東京で閉幕予定。 2018年のFoodexでの売り上げから見ると、日本は近年ラ・マンチャワインの主要販売地域となっていることが確認された。そのため、原産地呼称統制委員会は 4月8日から12日まで東洋圏で最も重要なこの国のいくつかの都市を巡回することになった。  福岡から東京まで 今回のプロモーションでは、約13軒のワイナリーが初めて原産地呼称統制委員会に同行し、セラードアー(ロードショー)やプロによるテイスティングセミナー開催などの日が昇る本の国のための特別な企画をしていた。 プロモーションは 4月8日、九州の北部に位置する福岡県の県庁所在地である福岡でスタート。福岡市は日本西部の港町都市であり、 中国と韓国と海を隔てて向かい合い、長い歴史や質の高い生活(日本で8番目の大都会)をもって知られている町である。 プロモーションの第二の目的地は大阪である。大阪は日本の3番目の大きい町であり、寿司で知られる日本の工業と経済の飛び地の一つでもある。 最後、聖週間前の4月12日に日本の首都東京で閉幕する。   日本における明るい見通し 現在、アジアにワインを輸出するラ・マンチャのワイナリーはワインの消費量が安定して伸び続けている日本にその戦略や販売促進の重点をおいてある。 そのほかに 2月1日から始まった「日本・EU経済連携協定」もスペインから日本列島に対する商業・投資への追い風となっている。   目下、昨年に比べその消費は小幅に下落しているものの、日本は1,237,160 本(0,57 cl⋰/本)でラ・マンチャ産ワイン消費量の世界ランニングで第7位を占めており、EU圏外への輸出国向けとしては中国、アメリカ、メキシコに次ぐ国である。 この春のプロモーションにおいて日本でのプロモーション活動に参加していただくワインメーカーは以下の通り。 Bodegas El Progreso Bodegas Romero de Ávila Bogarve 1915 Virgen de las Viñas SAT Coloman Bodegas Casa Antonete Vinos y Bodegas Bodegas La Remediadora Bodegas Centro Españolas Bodegas Campos Reales Vinícola de...
2018年度は、数量的には17.7%の総体的減少を招いたものの、総取引金額は拡大 71,795,566本 (750 ml)のボトルに瓶詰めされた53,860,475リットルのワイン。これが、2018年度 に記録された原産地呼称ラ・マンチャのボトルワインの総取引量です。一見すると、87,238,193 本を達成した前年の2017年比17.70 %(750mlボトル15,442,627本減)の減少が明らかに反映され ています。 しかしながら、2019年1月、ここ数カ月続いていた傾向に変化が生じ、わずか1カ月間に 約400万本という驚異的な成長を果たしました。6,178,400本を販売した2018年1月に比べ、 今年1月は10,103,700本を販売。これは1月の販売数としては史上最高であり、63.5 %の増加を 意味しています。 つまり、次に挙げるさまざまな要因による、極めて異例な事態と言えるでしょう。 まず、2018年には、スペイン有数のワイン生産地のほとんどで、原産地呼称ワインの生産量が 低下しました。その理由には、収穫量の減少と価格の著しい上昇が挙げられます。 実際、スペインワイン市場諮問委員会(以下OeMv)発表のデータによると、カスティーリャ・ ラ・マンチャ州のワイン業界全体で見ると、2018年6月のワイン輸出の取引総額は7億1,100万 ユーロという、史上最高の数値を記録しています。 これは、2018年末のスペイン産バルクワインの総体的数値を裏付けるもので、OeMvの報告書に よると「2018年1月から11月まで、価格が平均11.9%上昇した」とのことです。 もうひとつ考慮すべき要因は、「エクセレント」「ヒストリック(史上に残る品質)」との評価 を誇る2017年という収穫年特有の品質に隠されています。これに奮起したラ・マンチャ地方 のワイナリーは、生産した赤ワイン(そのほとんどが原産地呼称を有する)の大多数を樽熟成を 経る「貯蔵用ワイン」(クリアンサ、レセルバ、グラン・レセルバ)に割り当てたのです。 さらに、原産地呼称ラ・マンチャに限定して言えば、2017年度の収穫の大幅な遅れも加味する ことが重要です。これにより、醸造、生産はもちろん、特にラ・マンチャの原産地呼称を持つ 若い赤ワインや伝統的ワインの瓶詰め作業に大きな遅延を決定づける結果となりました。実際、 2019年1月に記録された急成長は、この要因で説明可能なところが大きいです。 原産地呼称ラ・マンチャに属するワイナリーからの要請を見ると、未だに前年比で後退は見られ るものの、「若いワイン」(13,776,900本)および「伝統的ワイン」(41,707,300本)のカテゴ リーのワインの瓶詰め本数が優勢です。とはいえ、醸造中に大きな付加価値がプラスされる ワインの増加は特筆に値します。「レセルバ」 (5,120,900本) は2017年の4,050,900本より、 「グラン・レセルバ」 (592,000本)は2017年の495,700本より、それぞれ急増しました。 容量に関しては、70,204,100本を上回った750mlの伝統的ボトルの販売が多数を占めました。 輸出:程良い安定 2018年度の最終数値はまだ発表されていないものの、全体的に言えるのは、30,892,945本 (750ml) の輸出(43 %)には、中国やロシアをはじめとする国々における著しい市場減速が反映されていると いうことです。 しかしながら、米国やオランダ、メキシコなどの市場における相対的安定化で若干の緩和が 見られます。 2018年に成長の勢いが強まったメキシコ市場は、特に注目に値します。 5,614,949本(750ml)を輸入したドイツは、原産地呼称ラ・マンチャのワインの海外販売先第1位 に返り咲き、リーダーの地位を取り戻しました。 ドイツに続くヨーロッパ大陸内の輸入国で、全体の第3位を占めるのはオランダです。1,715,300 本を輸入し、ラ・マンチャ産ワインの古くからの得意先としての忠誠を守りました。 特に目を引くのが、EU圏外で間に太平洋を挟んだ米国やメキシコなどの市場のケースです。 1,666,167本を輸入した米国は、原産地呼称ラ・マンチャのワインの輸入国の第4位に位置づけ ています。 一方、1,449,939本を輸入し、世界第5位(EU圏外では第3位)を占めるメキシコは、ワイン 業界市場での成長潜在力を改めて示したばかりでなく、2018年度、最も著しい相対成長を見せた 国となりました。 以上の国々と対照的なのが、1,132,483本を輸入し世界第8位を占めるロシアと、EU圏外最大の 顧客である中国です。需要と供給の不均衡に敏感な両国とも、輸入減少が目立ったものの、世界 のその他の国々における売上高の増大でその影響は緩和されています。 7年連続で購入量が増加した中国では、2018年に需要の減速を記録しましたが、それでも 5,442,931本を輸入し、原産地呼称ラ・マンチャのワインの購入国第2位の地位を守り続けています。 輸出量の世界的減少という、ワイン輸出国すべてに影響が及ぶ中、13%後退したスペインは、 フランス、オーストラリア、チリに次ぐワイン輸出国第4位の座に甘んじているものの、これに は中国市場の景気停滞も関係しています。 もうひとつ注目すべき国は、1,375,135本を購入し、ラ・マンチャ産ワインの購入国第6位を 占める英国です。 原産地呼称ラ・マンチャのワイン購入国トップ10では、7位の日本 (1,237,160本)、9位のスイ ス (1,070,133本)、そして10位のポーランド (858,493本)が特に目を引きます。 要するに、ワイン取引の減少は世界的に中期展望で見るべきということでしょう。統制委員会か ら垣間見える成長の兆しは、製品の差別化や原産地呼称のあらゆる連鎖価値への寄与ほどには、 各原産地呼称の数量の増加という形では見られないからです。