原産地呼称統制員会は、9月第3週に行われた投資ミッションを大成功で終えた。日本、メキシコ、コロンビアのように、かけ離れた国から参加した12名の専門家が、ブドウの収穫期という非常に大切な時期にラ・マンチャ地方のワイン醸造部門の現実を間近で共に体験した。
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ブドウ畑に足を踏み入れ、ラ・マンチャ原産地呼称地域の重要な赤ブドウの品種をいくつか、その手で収穫する機会にも恵まれた輸入業者にとって、その感覚はとてもポジティブなものであった。日本企業ニューワールドトレーディングのイガラシ アスカさんの言葉を借りると、「ブドウに触ることができるのが印象的でした。いつも写真で見ていましたが、こんなに近くで接したことは一度もなかったですから」

「ラ・マンチャでブドウの収穫ができる、またとない時期」を絶賛する、アステカ文明の国の輸入業者、ピラール・クレリアンさんの意見とも一致する評価である。
訪問、テイスティング、そして観光
一行は、原産地呼称統制委員会本部の訪問に加え、ビリャロブレド、トメリョソ、ソクエリャモス、ラ・ソラナなど、ラ・マンチャ地方の代表的な町で分刻みにスケジュールをこなしていった。
ショールームでのテイスティングに参加するだけでなく、収穫期の真っただ中にあるワイン醸造所で、施設の見学や、そこで造られるワインのテイスティングをしながら、ワイナリーの機能についての知識をより深めることもできた。
魅力としての文化とガストロノミー
収穫のこの時期に2年連続で開催された、投資ミッションの目的の一つは、ラ・マンチャの地域社会におけるワインの社会的・文化的重要性を紹介することでもある。そこで、参加者はラ・マンチャ地方の美食の最も伝統的な料理を楽しんだり、カンポ・デ・クリプタナの風車など、ドン・キホーテに描かれる代表的な場所を訪れたりした。
成長が見込まれる市場でのプロモーション活動
今後数年間にワインの消費量増大が見込まれる市場に定着するための重要な切り札となる、プロモーション活動。日本と、コロンビアや特にメキシコ全国(大幅に成長)を合わせると、2018年の輸出量は2,689,902本(750ml)に上った。

原産地呼称統制委員会カルロス・ダビ・ボニーリャ会長の見解では、「このプロモーションが、これらの国々におけるラ・マンチャのワイナリーの取扱商品拡大につながると期待しています」
ボデガス
プロモーション活動に参加するワイナリーは、合計で30社となっている。
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- Baco – Dcoop Group
- Bodegas Alcardet
- Bodegas Altovela
- Bodegas Entremontes
- Bodegas Naranjo
- Bodegas Navarro López
- Bodegas Verdúguez
- Bodegas Vidal del Saz
- Bogarve 1915
- Félix Solís
- J García Carrión
- Bodegas Ayuso
- Bodegas Cristo de la Vega
- Bodegas Fernando Castro
- Bodegas Illana
- Bodegas La Remediadora
- Bodegas Puente de Rus
- Bodegas San Isidro (Pedro Muñoz)
- Castillo de Aresan
- Hammeken Cellars
- Vinos Coloman
- Bodegas Centro Españolas
- Bodegas Isidro Milagro
- Bodegas Isla
- Bodegas Romero de Ávila
- Bodegas Yuntero
- Santa Catalina
- Vinícola de Castilla
- Vinícola de Tomelloso
- Vinos de David Auñon
- Virgen de las Viñas
- Bodegas El Progreso