ラ・マンチャのワインの見分け方を学ぶ

ワインを特別なものにしている美徳のひとつは、その独自性。各テロワール、品種、収穫年などにより、ボトルの栓を抜くのが、二度とない一度きりの瞬間となっています。だからこそ、テイスティングが五感を楽しませるひと時になるよう、上質のワインを確実に選ばなければなりません。その土地の最高のアロマと味わいを放ち、口に含むたびに、その真髄を見出すことができる、そんなワインを……。このように、この投稿では、ワイン・テイスターとしての一歩を踏み出し、高品質のワインを見分けるためのヒントをいくつかご紹介します。原産地呼称ラ・マンチャのワイン、それはお気に入りの高級酒になることでしょう。

視覚・嗅覚・味覚を通じて語られる、土地の歴史

ラ・マンチャの香りがそのワインに

ワインは(ほとんど)太古から極上の飲み物として存在し続けている……それは、他の飲み物との違いを示唆しています。実際、歴史や存続がワインを中心に展開し、ワインが文化や建築、伝統、ガストロノミーに浸透している場所があります。まさに、カスティーリャ・ラ・マンチャ自治州(イベリア半島の中央台地メセタ・セントラル)に広がる、ラ・マンチャ地方がその好例です。

テイスティングのステップ

ラ・マンチャのワインの最も典型的で他にはない独特の官能特性をいくつか説明する前に、先ずはワインテイスティングを構成するステップを簡単におさらいします。

外観:

外観の段階。D.O.ラ・マンチャの樽熟成ワイン

大まかに、ワインがグラスに注がれている状態を表現する段階。これは、ワインの温度に影響がないよう、指先でグラスのステムを持って行います。グラスを傾けながら、最初にそのをじっくり見て、清澄度と輝きを観察します。赤ワインは、特に紫がかった色合いや、ダークチェリーレッド、紫がかった赤、レンガ色の色調をしています。

一方、白ワインは麦わら色、緑がかった黄色、黄金色などとなります。ロゼはラズベリーピンク、淡い色またはサーモンピンクの色調をしています。普通はワインのエッジを見ますが、その色は通常異なります。色の他に、ディスクはワインの透明度を観察できます。発泡性ワインについては、泡の持続性や連なりを見るのも重要です。

香り:

香りの段階。ラ・マンチャのワイン

このステップは2つに分かれ、静かにグラスを持ち上げて香りを嗅ぎ分けてから、グラスを回します。最初の方法では、第一アロマが前面に出てきます。引き続き、グラスを回転させた後、ワインから第二アロマが感じられ、樽熟成されたワインなら、さらに第三アロマが立ちのぼります。

ワインの香りの種類は数えきれないほどあります。そのため、果実系、ハーブ系、フローラル、ミネラル、パンの香りなど、とても多彩な香りを識別することができるでしょう。ちなみに第一アロマはブドウの品種由来の香り、第二アロマは発酵、第三アロマは熟成に由来する香りです。

味わい:

味わいの段階。ラ・マンチャのワイン

おそらく、多くの方にとって一番の楽しみがこのステップ。少し口に含み、数秒間口の中で転がしてみるのが、ワインの質を楽しむのに理想的。調和が感じられ、「丸みのある」申し分のないワインを語る場合、主な味わい(甘味、塩味、苦味、酸味)は、いずれかが他に比べ突出するのはよくありません。

これを基に、その長さ、つまり口内の持続性を確かめてみます。6秒以上、風味が感じられる場合、一般的に持続性が高いワインと言われます。味わいについては、その種類は多数あります。特によく使われる表現には、果実(トロピカルフルーツ、白い果実、熟した果実…)、植物、木、スパイスがあります。

ラ・マンチャのワインの見分け方を学ぶ

D.O.ラ・マンチャに認定されるワインの種類

数世紀にわたりワイン製造に携わった後、この土地にブドウが見事に順応。これにより、優れた官能特性の果実を生み出し、今では原産地呼称ラ・マンチャのワインは、五大陸で知られ、高い評価を得ています。またブドウ畑の広大な面積(世界最大級)、そして採用された28品種により、あらゆる好みを対象にバラエティ豊かなワインを造ることができます。

その特徴のなかでも、特に注目されているのが、バランスが取れ、飲みやすく、フルーティさが際立つワインであるという点。しかし、ワインのタイプ別に、その特徴についてもう少し具体的にご説明いたします。

  • 赤ワイン:早飲み、ロブレ、クリアンサ、レセルバ、グラン・レセルバを問わず、しっかりしたボディと濃厚な味わいが特徴。テンプラニーリョ種、別名センシベル種は、この地域で最も特有の品種です
  • 白ワイン:一般的に辛口ですが、やや甘口のワインもあります。ほどよい酸味で、その色合いは、その若さを表す淡い色調をしていますが、樽熟成や驚くようなクリアンサの白ワインも生産されています。とても心地よい香りが立ちのぼります。ラ・マンチャでは、白ワイン品種の女王はアイレンですが、他にも白ブドウ12品種が栽培されています。
  • ロゼワイン:このタイプのワインは、ワイナリーで大きな存在感を示しています。シンプルで若いワイン。ピンクがかった色合い、または薄い赤いで、濃厚なアロマ、フルーティでキャンディーのような味わいです。
  • 発泡性ワイン:このタイプのワインは、ラ・マンチャでは近年生産されるようになったのですが、ワイナリーが伝統的な「シャンパーニュ」製法の改良を行い、品質と味わいが申し分ないワインに仕上がっています。辛口、中辛口、甘口、超辛口、エクストラ・ブリュットの発泡性ワインを生産。きめ細かい泡が連なりながら立ち上るのが特徴で、味わいと香りではクリーミーさとフルーティさが際立ちます。

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